2022 Favorites: K-music Tracks

左:推し Weki Meki スヨンちゃん

右:推し STAYC スミンちゃん

 

去年の年間まとめから少しずつ自分のリストに入り始めたK-POP。自分でも全く予想していなかったけれど、今年はそのK-POPばかりを聴いた年になった。イヤホンやヘッドホンをしている時間の8割はK-POPと呼ばれる韓国のアイドルグループがパフォーマンスする曲たちに埋め尽くされた。

結局、自分が好きな音楽というのは自分が思うにそれは単に「ポップミュージック」であり、良い歌とメロディーと、それを支えるビートがあることなのだった。その基準で言えば、K-POPにハマるのは自然なことだったと今では思う。

それに加えて、きっとそこには自身のジェンダーアイデンティティが影響しているのかもしれない。このリストの中にはガールズグループが多いけれど、いつだって私はそのメンバーたちを見て「わたしもこの姿になりたい」なんて夢のようなことを思いながら自分を鼓舞している。

 

ということで2022年の自分をまとめるにあたって、まずは今年リリースされた韓国の音楽で好きだったものについてまとめてみた。タイトルにある通り、一般に「K-POP」と呼ばれるものではないかもしれないものも含めて韓国の音楽で好きなものはどれも入れている。

 

 

50. SOLE, 'every day good day (feat. BIG Naughty)'

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49. Yoonite, '1 of 9'

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48. ATBO, 'Monochrome (Color)'

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47. Moon Sojin, 'Sometimes (feat. Miso)'

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46. kep1er, 'MVSK'

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45. Moonbyul, 'Shutdown feat. Seori'

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44. OH MY GIRL, 'Kiss & Fix'

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43. Balming Tiger, 'SEXY NUKIM feat. RM of BTS'

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42. ITZY, 'SNEAKERS'

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41. Choi Yoojung (Weki Meki), 'Sunflower (P.E.L)'

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40. aespa, 'illusion'

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39. (G)I-DLE, 'Reset'

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38. JO YURI, 'Loveable'

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37. TOMORROW X TOGETHER, 'Thursday's Child Has Far To Go'

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36. MAMAMOO, 'ILLELA'

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35. LE SSERAFIM, 'ANTIFRAGILE'

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34. LEE CHAEYEON, 'HUSH RUSH'

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33. LIGHTSUM, 'ALIVE'

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32. HUS, 'HER WEDDING'

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31. ASTRO, 'Candy Sugar Pop'

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30. fromis_9, 'Escape Room'

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29. Jay Park, 'GANADARA feat. IU'

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28. VIVIZ, 'BOP BOP!'

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27. PENTAGON, 'Feelin’ Like'

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26. aespa, 'Life’s Too Short (English Version)'

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25. WJSN, 'Last Sequence'

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24. Summer Soul, ROMderful, 'My World'

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23. STAYC, 'Beautiful Monster'

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22. Weki Meki (Ji Suyeon, Elly, Rina, Lucy), 'Between Us Two'

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21. DOYOUNG(NCT), Kim Minha, 'Fallin''

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20. Kwon Eunbi, 'Underwater' 

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今年になってからIZ*ONEのメンバーを一人ずつ覚えていって、自分が推したいのはウンビだという結論に至った。しっかり者のように見える年長リーダーのお茶目な面を見せられるとすぐハマってしまう人です。(冒頭の推し2人も年長リーダー)

 

 

 

19. BLACKPINK, 'Pink Venom'

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K-POPを聴いてると地声が低いメンバーに惹かれがち。BTSだとテテだし、冒頭の推しふたりもそう。BLACPINKだとジスの声が好きで、この曲はジスのBメロパートを聴くために聴いてるみたいなところがある。

 

 

 

18. ICHILLIN', 'Draw'

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年末に知った曲で、まだまだ知らないことの多いグループ。音数を絞りビート、歌/ラップと味付け程度のシンセだけのシンプルな構成がめちゃくちゃかっこいい。Devine Channelというプロデューサー(チーム?)の手腕のようで、こちらも注目したい。

 

 

 

17. TOMORROW X TOGETHER, ‘Good Boy Gone Bad

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KCON 2022 JAPAN 2日目のオープニング、1万人の色んなK-POPファンの前で全員がブチ上がるパフォーマンスをしたのが最高だった。サマソニで揉みくちゃになりながら観たのもいい思い出。

 

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16. IVE, 'ROYAL'

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キャリアの中でまだ6曲しかないけれど、「IVEで一番好きな曲」という話題になるとみんなバラバラになるのが面白い。わたしはレイ&ガウルのラップがかっこいいこの曲。

 

 

 

15. orange flavored sigarettes, 'te amo'

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韓国インディーバンドのシングル曲。3人組っぽい。前半だけで十分好きだけれど、後半のビートチェンジとシンガロングで最高になれる。

 

 

 

14. YENA, 'Lxxk 2 U'

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踊らないピンボーカルのパフォーマンスがかっこよくて、UNI-KONの配信を観て撃ち抜かれてしまった。ダンスもみんなカッコいいけど、ソロアーティストなんかはもっとピンボーカルのパフォーマンスをしてもいいのになー、なんて思ったり。

 

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13. RM, 'Forg_tful (with Kim Sawol)'

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'Forg(e)tful'。今日のことも昨日のこともどんどん忘れていってしまうんだ。朝が来るたびそれぞれのやり方で麻酔をかけているんだ。
世界で最も有名なグループのリーダーであることと、26歳のひとりの人間であることの間で苦悩する姿をバンタン会食で見せたけれど、この曲でも大衆が観ている姿とは別の自分をさらけ出そうと試みているように思った。

 

 

 

12. STAYC, 'LOVE'

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1番も2番も歌い出しが推しなのだけど、2ndヴァースで1オクターブくらい高いメロディを歌うところでわたしは泣きます。

 

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11. benny blanco, BTS(JIN, JIMIN, V, JUNGKOOK) & Snoop Dogg, 'Bad Dicisions'

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もはやK-POPですらないのかもしれないけどBTS関連楽曲ということで許して。ボーカルメンバーのみんながのびのび楽しく歌っているように聞こえて、それが嬉しかった。

 

 

 

10. Rocket Punch, 'FLASH'

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日本リリースは「ドキドキLOVE」というタイトルにあるようにもっとアイドル感を押し出した楽曲が多くて、わたしは韓国リリースのクールな感じの方が好き。でもこの対照的なイメージを両方やれているのは結構面白いのかも。

 

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09. Moonbyul, 'LUNATIC'

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MAMAMOOもBLACKPINKのように全員がソロをこなせるスキルとカリスマ性を持ってるのがかっこよくて、わたしはムンビョルに一番ハマった。自分の名前をかけて(moon → luna → lunatic[心神喪失者])、相手への感情が上がり下がりするさまを躁鬱に例えたような歌詞が秀逸。

 

 

 

08. LIGHTSUM, 'Bye Bye Love'

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ガールズグループの曲は恋愛のことか、女性のエンパワーメントについて歌うものが多いイメージがあるけれど、ライサムの今回のEPではもっとシンプルな若者の悩みにフォーカスしてる(気がする)。タイトル曲「ALIVE」も"クラスの誰とも気が合わないけど あんただけは私を生きた心地にさせてくれる"みたいな曲だし。

この曲はJ-POPっぽさのあるメロディーが好き。メンバー脱退を予見してしまったようなタイトルは余計にさびしさを感じてしまうけど。6人になっても応援していきたい。

 

 

 

07. XG, 'MASCARA'

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わたしの心の中のギャルがこれですべて目覚めた。あんたなんかにわたしのマスカラは乱させない、わたしは泣きたいときに泣くんだ。

 

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06. Choi Yoojung, Ahn Byeoung-Wong, dress, 'UH-RA?'

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ユジョンはソロデビュー曲もあるのだけど、わたしはこれが一番好き。2023年はグループとしてのカムバでみんなの姿を観たい。Fantagioさん、よろしくお願いいたします。

 

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05. NewJeans, 'Hype Boy'

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わたしはハニ推しです。よろしくお願いいたします。

 

 

 

04. FIFTY FIFTY, 'Lovin’ Me'

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「もしもし?わたし。今はつらいことばかりだけれど、きっとぜんぶ大丈夫になるから。わかった?じゃあね、電話してね。」

 

 

 

03. fromis_9, 'DM'

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好きすぎてうまく説明できないんだけれど、とにかく曲が良くて、1月リリースなのに未だに聴くたびちょっと泣きそうになったりする。特に推しジホンちゃんのラストサビ前ソロパートで「毎晩待っていたこの瞬間」と歌った瞬間に情緒がどうにかしてしまう。

メンバーの体調不良による療養や、カムバのタイミングで交通事故、メンバー脱退、他にもいろいろ…と大変な話題の絶えない1年となったグループだけど、みんな年末の音楽番組で元気そうな姿を見せていて良かった。

 

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02. STAYC, '247'

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死ぬまで一度はライブで聴いてみたい曲というのがあって、わたしにとってのそれはBase Ball Bear歌ってるんだBaby 1+1=new1 ver. feat. 呂布」だった。しかし、なんと今年5月の日比谷ワンマンライブでそれを達成してしまい、人生の目標が失われかけていた(?)。だけれど今年は推しという存在ができて、また新たに死ぬまでに聴きたい曲ができた。それがWeki Meki「Stay With Me」とSTAYC「247」だ。EPの収録曲で、ワンマンコンサートでもやってくれないと聴くことはできないだろうし、かなりハードルは高い。それでもいつか聴けるはずだと信じてみんなを推し続けていきたい。生きる理由をくれた推したちにありがとう。

 

 

 

01. NewJeans, 'Ditto'

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"冬"とか"雪"とかいったモチーフで自分が連想するのは、雪の中を歩いて通った地元の通学路だ。ひとりで、寒くてつめたくて、でも何か心の中が満たされていくような静かな1時間。冬を思わせる音楽を聴くと、あの通学路を思い出し、歩きながら音楽を聴きたい気持ちになる。

'Ditto'のビートの隙間にある静けさと穏やかでつめたいシンセの音は、わたしに冬のイメージをつよく連想させる曲だった。イマジナリーフレンドと過ごす愛おしくも寂しいMVのストーリーも、別に殊更悪かったわけではないけど何も満たされなかった自分の学生生活と結びついたりした。

とにかく、地元を出てからもう10年以上経ったわたしに、何故だかこれまでにないくらい地元の風景を連想させたNewJeansの新曲、これがわたしの2022年ベスト。1年間K-POPをたくさん聴いて楽しい1年だった。来年もいっぱい楽しみたい。ありがとうございました。

 

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